過去の日記

平成29年度 蔵高日記

3月1日(木)祝 卒業式 ~蔵王から未来へ~

 3月1日(木)第22回卒業証書授与式を盛大かつ厳粛な中挙行しました。朝から別れを悲しむ涙のように雨が降り注ぐ中で、蔵王町長村上英人様、本校同窓会会長齋藤亜弓様はじめ多数の御来賓の方々と保護者の皆様に御臨席いただき、温かい雰囲気の中卒業生を送りました。今年度は吉野隆校長先生から卒業証書を卒業生一人ひとりに授与されました。送辞では在校生代表の平間琉音さんが卒業生への感謝の気持ちを伝えました。卒業生代表の答辞は加藤竜太君が3年間の思い出を綴りながら、3年間で育んだ友情の大切さを述べました。

 最後には、在校生も卒業生も一人ひとりが蔵王の空にも、松川のほとりにも届く大きな声をだして校歌を歌いました。式後には青空が見える空模様になり、卒業生の門出を祝福していました。

 社会は様々な課題を抱え、変化が激しい中でも、本校で培った力を発揮してそれぞれの道を力強く歩んで下さい。

<取材協力/教務企画部>

p4c「探求の対話」を実施しました。

 2月14日(水)に「4の付く日はp4c(探究の対話)」を実践しました。9月から「4の付く日はp4c」に取り組む活動を行っています。今回で4回目になりました。教員がファシリテーターとして、対話を進め、深めるように取り組んでいます。今回のテーマは「男性、女性どっちが得か?」について対話を行いました。30分という短い時間ですが、クラスによっては対話がかなり深まったクラスもあったようです。

<取材協力/進路キャリア形成部>

予餞会を実施しました。

 2月16日(金)に予餞会を実施しました。3年間お世話になった先輩のために、各部活動からのメッセージなど在校生が心のこもった温かい会を催しました。卒業生は各担任や主任の先生へ感謝の気持ちを送りました。また、転勤された先生方からのビデオメッセージもあり、はなむけの言葉が寄せられました。

 最後には、卒業生の3年間の思い出のスライドショウがありました。入学したばかりで中学生の様子が抜けきれない写真から、大きく成長し自分達で取り組んだ体育祭などの行事で活躍する写真までたくさんありました。在校生は卒業生の3年間の様々な場面に感動し、今度は自分達が伝統を引く継ぐ番だという気持ちを持ちました。

<取材協力/生徒会>

進路報告会を実施しました。

 2月16日(金)の午後に、1・2年生が進路意識を高め、進路を決定していくために、卒業生による進路報告会を実施しました。進学や就職などそれぞれの進路に決定した卒業生が後輩に、進路決定までの過程やその時々の気持ち、心構え、悩み等を伝えました。

 これから1・2年生の皆さんが進路を決定していく中で今回の先輩の報告を参考に生活しましょう。来年は2年生の皆さんが後輩の皆さんに報告できるようにして努めてください。

<取材協力/進路キャリア形成部>

食生活改善のための講話と調理実習を行いました。

 2月6日(火)に本校の調理実習室で、蔵王町食生活改善推進委員会の統括栄養士の相原美由紀様から「学生のための食生活ガイドに基づいて」の講話を頂戴しました。さらに蔵王町の改善委員の皆様の御指導を頂き、減塩の調理実習を実施いたしました。今回は国の第3次食育推進計画における「若者・働き世代に枠を広げ朝食欠食の解消と食事バランスの必要性の普及」を目的に行われました。とてもおいしくいただきました。

 生徒の感想を紹介します。「私たちが住んでいる宮城県が47都道府県の中でワースト1位で、塩分を取り過ぎると高血圧になるので気を付けたいです。」

 今回の講座を活かして日常の食生活の大切さについてしっかりと考えて下さい。

<取材協力/家庭科・福祉科>

2学年「進路ガイダンス」を実施しました。

 1月26日(金)に2学年で進路ガイダンスを実施しました。生徒は進学・就職希望者別に講演を聞きました。進学希望の生徒は、大学、短期大学、専門学校の違いや入試制度や学校選択のポイントを学び、さらに進学の系統・分野別に分かれて、各担当の方々から、入試や学費取得資格について詳しくお話を聞きました。

 就職希望の生徒には、就職への心構え、求められる人材、試験までのスケジュールなどの貴重なお話をいただきました。面接試験の重要性にあらために認識することができました。常に面接試験が受けられる服装や言葉遣いに気をつけていきたいと思いました。

 これから具体的に大学や専門学校、会社を決めていくことになりますが、この機会に希望する進路について家庭で話合いをもってください。

<取材協力/進路キャリア形成部>

p4c「探求の対話」を実施しました。

 1月24日(水)に「4の付く日はp4c(探究の対話)」を実践しました。9月から「4の付く日はp4c」に取り組む活動を行っています。今回で3回目になりました。教員がファシリテーターとして、対話を進め、深めるように取り組んでいます。各学年・年次や各クラス毎にテーマを決めて話し合い活動を行いました。30分という短い時間ですが、4つのルールを守って話し合い、コミュニケーションの充実を図っていきます。

<取材協力/各学年・年次>

3年次「みやぎ高校生入社準備セミナー」を実施しました。

 1月19日(金)に3年次生徒対象の「みやぎ高校生入社準備セミナー」を実施しました。社会人に求められる基礎的なマナーや知識を身に付けることを目的に実施しました。入社後に感じるギャップを和らげるとともに離職を防ぐために、キャリアプランニング株式会社社長桑名暢氏から御講話をいただきました。社会に出ることの意味や心構え、簡単なビジネスマナー等をあらためて話していただきました。生徒たちは入社後をイメージしながら真剣に耳を傾けていました。

<取材協力/3年次>

3年次「着こなしセミナー」を実施しました。

 1月12日(金)に3年次生徒対象のスーツ着こなしセミナーを実施しました。就職や進学をひかえた3年次生徒を対象に、社会人としての第一印象の大切さやマナーを習得することを目的に実施しました。男子生徒と女子生徒に分かれて,スーツの着こなしから立ち振る舞いまで、本校生徒男女2名ずつがきちんとスーツを着用した実際のモデルとして,スーツの専門スタッフから分かりやすく説明を受けました。スーツの種類、着用の仕方、TPOにあった着こなしも理解することができました。このセミナーを活かして4月から社会人や学生として着こなすことができるように準備していきたいと思います。

<取材協力/3年次>

1学年ZAPで蔵王町「生涯学習出前講座3」を実施しました。

 1月12日(金)に蔵王町教育委員会の生涯学習出前講座の3回目を実施しました。ZAP(蔵王あすなろプロジェクト)「地域を理解し、地域に貢献する生徒」の育成を目指した課題解決学習の基礎学習です。今回は建設課、保健福祉課、子ども支援課の3課から講師の先生をお迎えして3班に分かれて講話を行いました。テーマは建設課「蔵王町の都市公園について」、保健福祉課「もっと知りたい『健康とおいしい食事づくり』」、子育て支援課「子どもたちをしっかり育てたい『子育て支援について』」でした。保健福祉課の先生はスライドを用いて、分かりやすく生徒と対話しながら楽しく講話をしていただきました。子育て支援課の先生は、アイスブレークに質問カードを用いて和やかな雰囲気で始め、グループでの討議も行っていただきました。建設課の先生は、他の地域の都市公園や都市公園の種類などを詳しく話していただきました。これからの蔵王町を盛り上げるために、今後話合いをしながら考えを深めていきます。役場の講師の皆さんありがとうございました。

<取材協力/1学年>

1学年ZAPで蔵王町「生涯学習出前講座2」を実施しました。

 12月8日(金)に蔵王町教育委員会の生涯学習出前講座を11月に続いて2回目を実施しました。ZAP(蔵王あすなろプロジェクト)「地域を理解し、地域に貢献する生徒」の育成を目指した課題解決学習の基礎学習です。今回は農林観光課・環境政策課から担当者の先生をお迎えして2班に分かれて講話を行いました。テーマは「蔵王町の農業や果樹産業と観光産業の現状と今後の取組」(農林観光課),「ジオパークって何だろう?」(環境政策課・ジオパーク推進室)でした。両班ともに講師の先生のスライドを用いた説明に耳を傾けていました。農林観光課の講話では“ざおうハルカ”の試食も準備していただきました。これからの蔵王町を盛り上げるために話合いをしながら考えていきます。役場の講師の皆さんありがとうございました。

<取材協力/1学年>

 

1学年ZAPで「地域起業家による講演会」を実施しました。

 12月15日(金)に、ZAP(蔵王あすなろプロジェクト「地域を理解し、地域に貢献する生徒」の育成を目指しての課題解決学習の一環として、地域で活躍する起業家の講師陣による講演会を実施しました。地元を盛り上げている起業家のアトリエデリスの佐々木文彦氏、農業生産法人エコファーム蔵王株式会社の勅使瓦幸一氏、Nコーポレーション蔵王山水苑の相澤国弘氏の3人を講師にして、地域を盛り上げようとする熱い思いや高校生時代の思い出や考え方、さらに社会におけるコミュニケーションの大切さ等を熱く話していただきました。生徒達にとってこれからの学習の糧となる話になりました。さらに一人ひとりの進路を考える機会にもなりました。講師を務めていただきありがとうございました。

<取材協力/1学年>

 

1学年のMAP(みやぎアドヴェンチャープログラム)体験活動

 12月7日(木)午後にMAPの体験活動を実施しました。MAPは県教育委員会が、宮城の児童生徒が学校や地域社会において、豊かな人間関係に基づき充実した生活を送ることを目的に推進しています。本校は推進指定校に昨年度から2年間指定されています。

 県内各所から来ていただいたMAPのスペシャリストの先生方に指導していただきました。体験活動を実施し、一人ひとりがクラスメートと協力しあいながら活動し、「仲間との協力・信頼関係」、「達成感」や「心の安心・安全」等を体験活動を通して得ることができました。

<取材協力/1学年>

 

第2回防災避難訓練を実施しました。

 11月24日(金)の午後に白石消防署蔵王出張所の御指導を頂きながら、第2回防災避難訓練を行いました。大地震の発生に伴い実験室から火災発生という想定で実施し、地震発生の際に危険回避行動をとり、火災発生場所を回避して避難場所まで迅速に安全に避難することができました。さらに重傷者の救出と搬送の訓練もスムーズに行うことができました。

 さらに、今回はJアラートが発令されたとの想定で、ミサイル発射に対応した適切な退避行動を行うために防災主任からの講話も実施しました。いざという時にどのように行動したら良いかについて学ぶことができました。

<取材協力/防災主任>

p4c「探求の対話」を実施しました。

 11月14日(火)に「4の付く日はp4c(探究の対話)」を実践しました。9月から「4の付く日はp4c」に取り組む活動を行っています。各学年・年次や各クラス毎にテーマを決めて話し合い活動を行っています。短時間ですが、4つのルール「コミュニティボールを持っている人だけ人が話す。」「パスが出来る。」「発言していない人を優先する。」「人を傷つけることは絶対にしない。」を守って話し合いを深め、コミュニケーションの充実を図っていきます。

<取材協力/各学年・年次>

後期あすなろ後援会を実施しました。

 11月17日(金)に「後期あすなろ会総会」を実施しました。生徒全員が集まり,学校全体で問題を検討し,帰属意識を高め,よりよい学校をつくることを目的の一つに行いました。各種委員会や各部活動からの活動状況の報告があり,これからの蔵王高校を活性化しようと頑張る生徒達の姿が見られました。

 新生徒会長の平間硫音さん(2年1組)は,新執行部の役員を紹介し,活動方針の説明を行いました。さらに,副会長の齋藤優二君が「ライズカ―ド」について生徒支援部長に生徒を代表して質問する時間もあり,生徒たちが学校生活をより良くしようとする姿が見られました。新執行部の今後の活躍を期待します。

<取材協力/あすなろ会>

1学年で蔵王町「生涯学習出前講座」を実施しました。

   11月10日(金)に蔵王町教育委員会の生涯学習出前講座を実施しました。昨年度から1学年では、「地域を理解し、地域に貢献する生徒」の育成を目指して、ZAP(蔵王あすなろプロジェクト)の地域学習を行っています。今回は蔵王町の総務課・まちづくり推進課・町民税務課から担当者の先生をお迎えして3班に分かれて講話やワークショップを行いました。テーマは「町の組織と行政の仕事」(総務課)、「暮らしに役立つ税金の話」(町民税務課)、「住民協働社会とは」(まちづくり推進課)でした。クイズ形式で分かり易く役場の仕事について講話をいただきました。「お年寄りに優しいまち」をテーマにワークショップ形式で話し合う講座も準備していただきました。まだ基礎的な学習ですが、3年間の学習を通して地元蔵王町を盛り上げるために課題解決型の学習を進めていきます。役場の講師の皆さんありがとうございました。

<取材協力/1学年>

「平成29年度ICT機器を利活用した公開研究授業」を実施しました。

 11月8日(水)にICT機器を利活用した公開研究授業・研修会を本校会場に実施しました。平成27・28年度に教育庁教育企画室よりICT利活用授業力向上プロジェクト事業の実践校の指定を受けて、研究・実践を行いました。

 今年度も引き続きICT学習指導小委員会が中心となり、これまで取り組んできたICT機器を利活用した授業実践を公開し、幅広く御助言を頂きました。授業が分かり、積極的に学習に向かう生徒を育てるために、如何にICT機器を利活用するかについて、各分科会に分かれて討議しました。参加された学校からの取組など貴重な情報交換もできました。

 全体会では、昨年度に引き続き県総合教育センターの加藤進一先生・遠山知志先生に指導助言をいただき、宮城教育大学の安藤明伸先生を講師に「蔵王高校での公開授業と新学習指導要領におけるICT教育の展望」の演題で御講義をいただきました。本校の教員に加えて、県教育委員会、管内小・中学校、県内高校の先生方、大学関係の先生方総勢54名の参加者になり、実り多い研修会となりました。

 安藤先生には27年度から本校が取り組んできた実践を振り返っていただきました。どのようにICT機器を利活用してきたか、現在の状況とこれからの新学習指導要領を踏まえての準備など今後について御教示いただきました。各教科の目標を達成できるようにICT機器の利活用を進めていきたいと思います。

<取材協力/ICT教育推進委員会>

あいさつ運動を実施しました。

 10月28日(土)には本校「あすなろ祭(文化祭)」が開催されました。PTA主催のバザーの開催と焼きそば、焼き鳥、玉コン等の食品販売が行われました。その早朝に、本校校門前でPTA健全育成委員会の委員を務めている保護者の方々が中心となって、あいさつ運動を実施しました。大勢の保護者の方々が「おはよう」のあいさつを呼びかけ、生徒たちもいつもよりも大きな声で応えていました。

<取材協力/PTA>

「あすなろ祭」を開催しました。

 10月28日(土)に本校で「あすなろ祭(文化祭)」一般公開を盛大に実施しました。今年のテーマは「In complete control(自由自在)」でした。正面玄関には全校生徒の手形で作成した巨大アートを展示して、来場者の方々を迎えました。例年に負けず劣らずの工夫が盛り込まれ、2年生の脱出ゲームとお化け屋敷、3年生の中庭での屋台の出し物が展開されました。各文化部の展示・発表・お点前披露、中庭をメイン会場に軽音楽部、有志団体の発表、実行委員会企画のビンゴ大会、毎年恒例のPTAの皆さんによるバザー・食品販売が行われました。

 保護者の皆様や地域の一般の方々、中学生、高校生たくさんの方々に御来場いただきました。誠にありがとうございました。生徒も保護者の方々も地域の皆様も一緒に蔵王高校のあすなろ祭の思い出の1ページを作り上げることができました。

<取材協力/あすなろ祭実行委員会>