蔵王高の特色
MAP(みやぎアドベンチャープログラム)

MAP (みやぎアドベンチャープログラム) とは、宮城県教育委員会が取り組んでいる新しい教育手法です。

体験学習法のひとつであるPA(プロジェクトアドベンチャー)の考え方や手法を取り入れて、宮城県の児童生徒が学校や地域社会において、豊かな人間関係に基づいた充実した生活ができることを目的としています。


 ◇MAPのAは『アドベンチャー』の頭文字です。

例えば、授業中に手を挙げて発言するときのことを想像してください。おそらくそれは、ちょっとした冒険ではないでしょうか。心臓の鼓動が早くなり、もしかしたら汗も出てくるかもしれません。でも、そういうドキドキを乗り越えて発言できたとしたら、きっとただ聞いているより多くのことを学ぶはずです。

そして、勇気を出して行動できたという体験から、自分自身の成長を感じることができるでしょう。

学校生活や授業のなかにある、ちょっとした冒険をクリアしていくことで、自分自身を成長させよう。それがMAPのねらいです。

学校生活は集団での活動が中心です。一人では勇気が出なくてなかなか踏み出せないことでも、仲間に見守られながら、あるいは仲間と一緒になら踏み出せることもあります。

そのためには、自分の行動や発言を認め、励ましてくれる仲間が必要です。仲間と認め合い、高めあえるような場、それがMAPのめざす学習環境です。そのような学びの環境を互いの協力でつくりながら、失敗をおそれずにいろいろな冒険をして自分を高めていきましょう。

蔵王高校では、次に例示するように授業やさまざまな学校行事のなかで、自己の成長や学びが得られるような場面を提供しています。

■ 新入生オリエンテーションでの課題解決学習

■ あすなろ祭の実行委員会活動

■ 授業・蔵王タイム・LHR等で行ういろいろな活動

■ 部活動のチームワークづくり

■ MAP体験学習