過去の日記

2017年9月の記事一覧

「防災教育週間の取組報告」

 9月11日(月)から14日(木)の期間を防災教育週間として、防災士今村幸栄様(本校PTA会長)を講師に各学年毎の体験学習を行いました。

 9月11日(月)には、1年生を対象に自然災害についての基礎知識を学ぶとともに、防災意識の向上を図る目的で、防災講話をいただきました。

 9月12日(火)には、3年生を対象に避難所運営模擬体験を実施しました。高校生として避難所運営に積極的に協力・活動する態度を、より実践的に身に付けることを目指しました。体験活動では運営側と被災者側に分かれて、運営側は「受付、管理、保健、食料、情報、施設係等」に分かれて仕事を行い、被災者役の「名前、年齢、家族構成等を記したカードを身に付けた」生徒を、適切に避難スペース(畳を敷いてフェンスで囲った場所)に誘導したり、食料を配るシミュレーションを行いました。

 9月14日(木)には、2年生を対象に避難所運営ゲーム(HUG)を実施しました。高校生として災害発生時にどのような行動をとらなければならないかを理解するために実施しました。避難所運営に関する基本事項を理解する目的の学習で、各グループで1枚ずつカードを読み、何歳のどんな人が何人で避難しているかを読み合わせ、避難所の何階のどの位置のどの部屋に避難するのが適切かなどを話し合いながら、ゲームを進めました。3年生では、実際の運営訓練を行います。

<取材協力/防災主任>

蔵王町選挙管理委員会による出前講座

 9月13日(水)に本校第2体育館で3年次生徒を対象に、蔵王町選挙管理委員会による出前講座を開催しました。選挙権年齢が18歳以上に引き下げられて2年目になりますが、昨年度に引き続き、選挙の大切さや制度について楽しいクイズも入った講話をいただきました。後半の時間では架空のOX村を想定して模擬投票を行いました。選挙公報の各候補者の意見を参考にして、3年次生徒全員が各自の考えで実際に投票しました。投票所における受付や立会人などの役割も体験し、その後は開票作業も体験させていただきました。架空の村の模擬投票でしたが、子ども、女性、高齢者、障害者が暮らしやすい村の実現を訴えた女性候補者が当選しました。当日は報道機関数社による取材を受け、夕方のテレビで放送されました。

<取材協力/地歴・公民科>

3年次就職試験出陣式

 新規高卒予定者の就職試験が9月16日(土)に解禁になるのを前に、9月8日(金)に就職試験の出陣式を行いました。就職希望者だけでなく進学希望の3年次生徒も職員も就職試験を乗り切ろうと全員が一丸となりました。吉野校長先生からの激励の挨拶の後、蔵王高校第22回生の必勝達磨に代表の佐藤聖人君が左目を入れ、全員で合格を祈願しました。亀岡倫太郎君が進学希望者を代表して激励のエールを送り、全員が互いに声をかけ合い、内定を勝ち取るまで粘り強く頑張ろうと気持ちを高めました。全員の健闘を祈ります。

<取材協力/3年次>

「2年次インターンシップを実施しました。」

 9月5日(火)~7日(木)の3日間で、2学年生徒が近隣の職場でインターンシップに取り組ませていただきました。28カ所の企業や役場、医療施設、保育所などに受け入れていただき、販売やサービス関係での接客の仕事から保育の仕事など多様な体験をさせていただきました。短い期間でしたが、職業人、社会人としてのマナーを学び、働くことやコミュニケーションの大切さなど、学校内では経験できないことを学びました。

 地域を理解し、地域に貢献できる生徒の育成を目標に取り組むことが可能であるのは、地域の方々が積極的に生徒を育てていただいているからと感謝しています。多くの企業から、「スタッフとも和やかにコミュニケーションをとりながら仕事ができていた。」というお褒めの言葉をいただきました。一方で「緊張もあると思いますが、もう少し元気に明るく挨拶をして欲しい。」との御指導をいただきました。

 参加した生徒の感想です。「どの選別作業でも大変なのに、毎日しているのを考えたらすごいと思った。」(佐藤佑樹君、村田一中出身)、「花のせりの様子や花が長持ちするための処理の仕方がとても印象に残りました。」(石川千尋さん、白石南中出身)、「お客様への接し方がお店の売り上げを左右することを学びました。」(向山侑来君、白石東中出身)

 この活動に職場を提供し、御指導を頂戴いたしました企業等の皆様に感謝申し上げます。この活動で得たことを学校生活にも活かして参ります。誠にありがとうございました。

<取材協力/2学年>