第1回防災避難訓練を行いました
◆令和3年6月10日(木)
蔵王高校で今年度第1回目の防災避難訓練を行いました。
授業中に蔵王山の噴火が起こり,融雪型火山泥流が発生するという想定でした。
活火山である蔵王山が近くにある,本校ならではの設定ですね。
※融雪型火山泥流とは...? 火山に雪が積もっているときに噴火が起きると,溶岩や火砕流の熱で雪が溶けます。その雪解け水と土や火山から噴出したものが混じりあい,斜面を流れ下る現象を融雪型火山泥流といいます。 |
ちなみに蔵王高校周辺は,融雪型火山泥流によって,川を中心に広く被害を受けるようです。
蔵王町火山防災マップより 一部抜粋
この被害を想定し,今回は高いところ,体育館の2階へと避難しました。
身近な現象に,生徒たちも危機感を感じたのか,真剣に素早く避難することができました。
避難が完了したあとは,蔵王町総務課 課長補佐兼交通係兼防災係長の大本裕樹先生より講話をいただきました。
ハザードマップを活用して,生徒たちの自宅付近の被害はどうなのかなど具体的なお話をいただき,生徒たちそれぞれが自身に置き換えて災害について考えている様子でした。
いつ起こるかわからない災害に備えて十分な準備をしておきたいですね。