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本校は、宮城県南西部の蔵王町に位置する全日制普通科の高等学校であります。秀峰蔵王連峰東方、青麻山の麓にあり、雄大で豊かな自然に囲まれた環境の中で、生徒一人ひとりが伸びやかに、充実した学校生活を送っております。
本校は、昭和23年に白石女子高校円田分校として開校いたしました。開校当時は普通科昼間定時制として発足し、その後、幾度かの変遷を経て、平成8年に白石女子高校から独立し、学年制による全日制普通科高等学校としての蔵王高校が誕生しました。さらに平成11年には、仙南地区で初めて普通科単位制を導入いたしましたが、それから18年目を迎えた平成28年から順次学年制に移行しました。令和7年度よりは新入生の募集を停止し、今年度は3学年の生徒34名が在籍しています。これまでに本校を巣立った卒業生は、独立後31年間で2,100名を超え、各界において広く活躍しております。
本校は「自立」「創造」「友愛」を校訓に掲げ、生徒の主体性を涵養するとともに、他者を敬い大切にする心を育み、自らの夢の実現に向けて挑戦する行動力と実践力を備えた生徒の育成を目指し、教育活動を推進しております。
学習活動におきましては、分かりやすい授業づくりと地域と連携した協働的な体験学習を大きな特色としております。授業においては、ICTを効果的に活用し、学習内容の焦点化を図ることで学習意欲の向上に努めるとともに、学びのユニバーサルデザインの視点を取り入れ、生徒の主体的な学びをサポートしております。また、体験学習においては、蔵王の自然・文化等についての理解を深めるとともに、蔵王町と連携し、観光資源の探究や町の魅力発信などに取り組んでおります。
進路指導におきましては、「人生百年時代」を見据え、生徒一人ひとりが自己の将来像(なりたい自分)を描きながら、生き方や働き方について主体的に考えを深めることができるよう、進路講話、各種ガイダンスの充実を図るとともに、個々の進路希望に応じたきめ細かい指導を行っております。
本校ではこれらの教育活動を通して、生徒が自ら考え、判断し、行動する力を身に付け、変化の激しい社会の中であっても主体的に活躍できる人材の育成に努めております。
令和7年度から、本校舎内に白石高校蔵王キャンパスが設置されました。今年度は、蔵王キャンパスの1年生16名、2年生16名が本校生徒とともに学校生活を送っております。生徒会活動や学校行事などを合同で実施する中で、本校のこれまでの取組は着実に「蔵王キャンパス」へと受け継がれております。今後も、この学び舎において培われてきた伝統と実践が、蔵王キャンパスの生徒により一層発展していくことを期待しています。
今後とも、地域に信頼され、愛される学校であり続けるため、教職員一同、地域の皆様と力を合わせ、誠心誠意教育活動に取り組んでまいります。何卒、本校の教育活動に対し、一層の御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます。
令和8年4月1日
宮城県蔵王高等学校 校長 大越 貞人